長い休館期間をいただいておりましたが、9月6日より、「綺羅 ほしの如く―星野画廊が発掘した近代日本美術史」展を開催しております。
京都の老舗画廊、星野画廊さんから当館に入った、近代日本画のコレクションを展示しております。現在は風景と花鳥を展示する第Ⅰ部、11月からは人物画を中心とする第Ⅱ部となり、作品のすべてを入れ替えます。出品画家はⅠ部Ⅱ部合わせて総勢八十四名。おそらく、どんなに美術をよく知っている方でも、知らなかった画家、見たことのなかった作品があるのではないかと思います。早速、ご来館のお客様から、「見たことのない絵ばかりで驚いた」というお声もいただきました。


是非、作品との出会いをお楽しみいただければ幸いです。
ギャラリーと、会場内の作品の一部はお写真も撮っていただけます。


現物はもっと素敵なのですが、今回図録も作りました。展示作品の中に高嶋祥光の《蚕村活況》という素晴らしい屏風がありますので、表と裏に使いました。作品数が多いのでかなりの厚みがあります…。
おそらく私のスマホのカメラが曇っていたか、朝日の差し込むショップが明るすぎたかで、うまく写せませんでした。次回のブログではもっときれいな図録の写真を撮ってリベンジしたいと思います。
森下麻衣子