セイホウ・オンブラージュ側から梅林に入ると
右の片隅にキッコウチクが生えています。
モウソウチクの突然変異といわれています。
節の形を亀甲(キッコウ)に例えた吉祥の竹です。
もりひこ
美術館は長期休館に入りましたが、杜の遊歩道はひき続きお楽しみいただくことが出来ます。
それではお正月に向けて、縁起の良い木を紹介します。
「十両」のヤブコウジは、『万葉集』や『源氏物語』などに「山橘(ヤマタチバナ)」の名前で登場する、古くから親しまれてきた植物です。また「千両」は、「仙蓼菓(センリョウカ)」「仙糧(センリョウ)」「仙霊草(センリョウソウ)」などと呼ばれて大切にされていました。
これらの名称の由来について、江戸時代、カラタチバナ(「百両」)が、「百両金」と呼ばれるほどの異常な高値をつけたことから派生して、その他の常緑で冬に赤い実をつける植物も、その名称や大小、果実の量などによってお金にちなんだ名称が割り振られたとの説もありますが、はっきりとしたことはわかっていません。
なお、センリョウだけがセンリョウ科の植物で、他はヤブコウジ科(最近の分類ではサクラソウ科)の植物です。
梅林の先の小路に生えています。
もりひこ
杜の遊歩道も秋から冬の装いになりました。
ツバキの小路の近くには、赤い花びらで敷き詰められた小路があります。
12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。
もりひこ
ガマズミの実が熟しました。
どこまでも深紅の実が、
秋の山に鮮やかな点景となっています。
12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。
もりひこ
バラ園の片隅で、ホソバヒイラギナンテンの花が咲いています。
実に個人的な感覚なのですが、細長い葉と黄色い花の組み合わせのせいか、
なぜか私にはヤシの木が連想され、南国のイメージを掻き立てられる花です。
バラ園入口
バラ園は、杜の遊歩道の駐車場側入り口にあります。
12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。
もりひこ
ツワブキの花が満開です。
杜の遊歩道も、
シャトルの沿道も。
(この白い車が駐車場と美術館を往復しているシャトルです)
撮影をしていると、アサギマダラ(チョウ)がやってきました。
キク科の花を好んで吸蜜するといわれています。
ツワブキはキク科です。
12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。
もりひこ
『万葉集』の歌に詠まれるほど、古くから日本人に親しまれてきた花ですが、
近頃では目にすることが少なくなりました。
杜の遊歩道には、秋の七草を寄せ植えしているコーナーがあります。
万葉集: 秋の七草を詠んだ歌
「秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種の花」(1537)
「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花」(1538)
12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。
もりひこ
秋も深まり、海の見える杜美術館の樹々が色づき始めました。
今日は遊歩道の紅葉を紹介します。
グラデーションを織りなす紅葉も味わい深いものですね。
12月14日まで、“幻の油絵”公開で話題の「生誕150年記念 竹内栖鳳」を開催しています。ぜひお越しください。
もりひこ