展示替などで夜遅くなった時、美術館から眺める光景に癒されることがあります。
広島の街の光に囲まれる黄金山
夜も眠らない大竹方面の工場群
宮島口駅周辺と宮島
そして厳島神社
厳島神社の大鳥居は修復中なので網に囲まれていますが、夜はシルエットが浮かび上がっています。
うみひこ
展示替などで夜遅くなった時、美術館から眺める光景に癒されることがあります。
広島の街の光に囲まれる黄金山
夜も眠らない大竹方面の工場群
宮島口駅周辺と宮島
そして厳島神社
厳島神社の大鳥居は修復中なので網に囲まれていますが、夜はシルエットが浮かび上がっています。
うみひこ
こんにちは! 朝は車のフロントガラスが凍った時のために準備したペットボトルのお湯が、ちょうど湯たんぽになり、大事に抱えながら出勤する今日この頃です。 気持ちまでじーんと温かくなります。
さて、現在「厳島に遊ぶ-描かれた魅惑の聖地-」展を開催しております。 今展覧会より、単眼鏡の貸し出しを始めました!
大きな画面の細部を観察する楽しみを知って頂きたく、受付にて貸し出しをおこなっております。
受付から覗いてみるとこんな感じです。かなり遠くまではっきりと見えるので、作品を観るとなると夢中になります。ぜひご自分の目でお好きな場所を心ゆくまで鑑賞してみてください。
当時観光地として人気だった厳島。その華やかさが作品を通して伝わってきます。 そして、華やいでいるのは作品だけではございません。
クリスマスということで、うみもりミュージアムショップも華やいでいます!
クリスマス仕様のショップもぜひお楽しみください。
A.N
こんにちは。
12月に入り、空気が冷たくなってきたこの頃ですが、遊歩道を散策すれば、身体が温まり気分はスッキリとします。 当館は標高200mにございますので、空気が澄んでいてとても気持ちが良いです。
さて、この時期になりますとクリスマスの贈り物をお探しの方が多いのではないでしょうか?
うみもりのミュージアムショップでは、図録やクリアファイル、ポストカードだけでなく、ガラスのはしおきやグラス等も取り揃えております。
ガラス作家、安田泰三氏が1つ1つ手作りで生み出すガラス作品は、どれも特別感を感じさせてくれます。
中でも今の時期、ご注目いただきたいのは繊細な模様のレースグラスです。《シャンパングラス》
注がれたシャンパンにレースが映え、目にも喜びをくれる作品です。
《(左)ワイングラス、(中央)レース文様コンポート、(右)レース文様皿》
《ワイングラス》
赤ワインが引き立ちます。
この縦一列分のレースを作るのにも、工程がいくつもあるそうです。とても精巧に作られています。《レース文様皿》
サラダやお菓子、サンドウィッチ等、何を乗せても美しく映えることでしょう。
ガラス作家 安田泰三氏のプロフィール
1972 兵庫県神戸市生まれ
1993 富山ガラス造形研究所 造形科 第1期卒
1994 富山ガラス造形研究所 研究科 第1期卒
1994 富山ガラス工房勤務
1997~ Taizo Glass Studio設立
安田氏は、1995年以降、これまでに数々の展覧会に作品を出品し、多くの賞を受賞されています。
また近年では、海外の展覧会にも出品されています。
当館へお越しの際は、ぜひ実物をご覧ください。お声掛けいただければ、間近でご覧いただくこともできますよ。
そして、今回の展覧会で展示中の作品「厳島図屏風」と竹内栖鳳「スエズ景色」のポストカードもございます。
その他、パーティーや小さなお子さんとのお出かけ時等に活躍する紙コップは、香水瓶がイラストの当館オリジナルとなっています。《5色1セット》
また、枯れないままずっとかわいいボタニカルペンや、この冬何冊も本を読まれる方へしおりも取り揃えております。ちょっとしたプレゼントや、大切な方への贈り物をお選びの際に、ご参考になれば幸いです。
A.N
皆様こんにちは。
気が付けば明日から12月、2019年も残り1ヶ月となります。 今年やり残したことは今年のうちに片付けて、来る2020年を迎えたいと思う今日この頃です。
そのような中でも、杜の遊歩道の木々たちは、今年も見事な紅葉を見せてくれています。
(天の橋より撮影)
紅葉はまだまだお楽しみ頂けますので、杜の遊歩道へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて、秋の彩が残る中、海の見える杜美術館では、「厳島に遊ぶ-描かれた魅惑の聖地-」展を開催しております。
今展覧会もブックレットを発行しております。展示中の、厳島を描いた屏風をすべて掲載。作品の魅力がギュッと詰まっておりますので、展示作品と併せてお楽しみください。
\ミュージアムショップは一足早くクリスマス仕様に!/
ガラス作家 安田泰三氏の作品《(左)レース文様コンポート、(右)シャンパングラス》
《レース文様コンポート》
《シャンパングラス》
1つ1つ手作りで繊細なガラス作品を、クリスマスのお供にしてみてはいかがでしょうか。
会期中は、学芸員によるギャラリートークや、県立広島大学 宮島学センターの大知徳子先生を招いての公開レクチャーを行います。
宮島と展示中の作品について詳しく知ることができる内容です。ご興味のある方はぜひ!
ギャラリートークも公開レクチャーも参加費は無料となります。(ただし、入館料が必要です) 公開レクチャーは、事前お申し込みが必要となっております。まだ席に少し余裕がございます。どうぞお問い合わせください。
以下、イベント情報の詳細です。
【公開レクチャー「絵図から見る江戸時代の厳島参詣」】
[講師]大知徳子氏(県立広島大学 地域基盤研究機構 地域基盤研究センター 宮島学センター 特命講師)
[日時]11月30日(土)13:30~15:00
[会場]海の見える杜美術館
[定員]30名(先着順、事前申込)
[参加費]無料(ただし、入館料が必要です)
[申し込み方法]お電話かメールでお申し込みください。その際、参加者のお名前とお電話番号をお知らせください。なお、定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
Tel:0829-56-3221 メールアドレス: info@www.umam.jp
(件名に「厳島に遊ぶ展レクチャー参加希望」とご記入ください)
【ギャラリートーク】
[日時]12月7日(土)、12月21日(土)、12月28日(土)13:30~(45分程度)
[会場]海の見える杜美術館
[参加費]無料(ただし、入館料が必要です)
[事前申し込み]不要
ぜひこの機会に当館で、絵画の中の厳島と、テラスから眺める厳島をお楽しみください。
A.N
皆様こんにちは。
8月3日より開催しておりました「美術の森でバードウォッチング」展は、
早いもので最終日となりました。
ご来館いただきました皆様、誠にありがとうございました。
/またお会いする日まで!\
さて、これより当館は、11月23日(土)より開催の
「厳島に遊ぶ-描かれた魅惑の聖地-」展に向けて、展示替えのための休館に入ります。
次回は、「安芸の宮島」の名でも親しまれる、厳島を描いた作品をご覧いただく展覧会です。
お楽しみにお待ちください。
(海の見える杜美術館 エントランスから見た宮島)
A.N
皆様こんにちは。
過ごしやすく、食べ物がおいしい季節ですね。
早いもので、気が付けば11月に入りました。
空気が澄んでいるこの時期こそ、季節の彩りを探しについつい杜の遊歩道を散策したくなります。
ふと目をやると、杜の遊歩道のイチョウが黄葉し、秋晴れの青空に綺麗な黄色がとても映えていました。
モミジの紅葉は現在、まだもう少し、というところですので、
秋の彩りの遊歩道はまだまだ楽しめそうです。
秋の遊歩道へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて、当館の季刊誌「Promenade Vol.32」冬号が完成いたしました。
常設展示の香水瓶や次回の竹内栖鳳展示室の企画について、
そして11月23日(土)より開催の「厳島に遊ぶ-描かれた魅惑の聖地-」について等、 今後の展示の見どころについて盛りだくさんの内容を記載しております。
皆様のお手元に届くのはもう少し先になりますが、
どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。
A.N
皆様こんにちは。
ミュージアムショップに新商品が入荷致しました!
フランスHoules社のタッセル「OPALE」。
このタッセルはビーズがアクセントになっており、
今までのタッセルとは雰囲気が違い、シックなデザインと色味になっています。
他にも、うみもりミュージアムショップでは様々なグッズを販売しています。
【ショップの様子】
クリアファイルやしおり、ボタニカルペン、ポストカード等々…
使いやすい、見て楽しめる文具を取り揃えております。
【ガラス作家:安田泰三氏作(左:グラス、右:はしおき)】
さくらんぼは、オブジェとしても、はしおきとしてもお使いいただけます!
また、現在開催中の「美術の森でバードウォッチング」展のブックレットもございます。
学芸員一押しの作品が解説とともに掲載されています!
お手にとっていただきやすい大きさと価格になっておりますので、
ご来館の際はぜひ覗いてみてください。
A.N
みなさんこんにちは、ご無沙汰いたしております。ご無沙汰するつもりもなかったのですが、意外にも時は過ぎ、季節はもう秋。食欲の秋、読書の秋などいろいろ言われる季節ですが、皆様にとってはどんな秋でしょうか。ちなみに私は「これ」と特に言えるようなことは何もなく、四季を通じ変わらない生活を送っています。
さて、8月3日に始まり現在開催中の「美術の森でバードウォッチング」ですが、早いものでもう残り3週間となりました。まだご覧になっていないかた、ぜひ足をお運びいただければと存じます。
今回は、「第4章 きれいな鳥、かわいい鳥」で展示中の、石崎光瑤《春晝》(はるひる)をご紹介します。
石崎光瑤《春晝》1914年(大正3) 第8回文展出品(右)
(左)
石崎光瑤(1884~1947)は、富山県の現在の南砺市に生まれました。はじめは東京の琳派の画家・山本光一に師事、やがて竹内栖鳳に師事しました。
光瑤は、日本画の世界では、花鳥の名手として知られます。それ以外にも、登山家としての顔もあり、民間人としては初めて剣岳の登頂に成功、またインドを旅行してヒマラヤ山脈にも登っています。
私が石崎光瑤を知った最初の作品は1918年(大正7)に描かれた《熱国妍春》(京都国立近代美術館蔵)で、これはインドからの帰国後に描いた作品なのですが、六曲一双の大きな画面全体に生い茂る草花、その中を飛ぶ日本画ではあまり見ない白い長い尾の異国の鳥、一言で言うとパワーがあって、「こんな画家がいたのか~」と驚いたのを覚えています。
さて当館の《春晝》は、インドを描いた作品のような派手さはないものの、さすが花鳥画の名手というような、見ごたえのある作品です。
描かれているのは、枝垂れ柳の木の下で思い思いに過ごしているマナヅルたち。
マナヅルは体長120~153センチとありますから、結構大きいですね。この作品に描かれているのはほぼ等身大と言えるでしょう。この屏風を展示したときに学芸が口々に「ツルって大きいな…」「結構迫力あるな…」とザワザワしたんですよね。
春の日のやわらかい光の中、マナヅルが寝ていたり、歩いていたり…いろいろな動きをしています。私個人としては右の画面、枝垂れ柳の下で目を閉じているマナヅルの、目の表情が好きです。
本作品のすばらしさは、そのさまざまな形態の鳥を写実的に破綻なくとらえて描き出していること、そしてそれを表現する線の美しさかなと私は思っています。太い、細いという変化(肥痩)のある線で、マナヅルの体のボリュームが現れているのです。だから「迫力あるな…」なんて感想が出てくるのかもしれませんね。
けれど、その一方で色彩などは控えめで落ち着いており、のどかな春の日を感じさせます。今回よくよく見てみますと、柳の花の部分にだけ、絵の具の盛り上げがありました。柳の葉に埋もれてしまいそうな小さな花ですが、よく見てみると、しっかり主張してきます。
私は動物の中でも鳥が特に好きなのですが、今回は鳥をテーマにした展示ということで、そんな鳥好きの目から見ても「これは鳥の魅力が溢れているね!」という作品を展示しましたが(もちろんそれだけではないですよ)、この屏風は特にそれを感じる作品です。ツルやサギなどの大きめの鳥は、背中や首のラインが美しいのですが、それが画家の筆により、さらに引き立っている、と思います。
さて、では長くなってきたので今回はこのあたりで失礼いたします。
次は意外なほど好評をいただいている第2章の「物語の中の鳥」の作品をご紹介したいです。
森下麻衣子
皆様こんにちは!
本日は10月10日ですが、実は日本の中で最も記念日が多い日だそうです!
日本記念日協会に登録されている記念日は52個(※2019年10月5日時点)で、
その中には広島でもおなじみの「お好み焼きの日」もあるそうです!
お好み焼きを焼く音「ジュージュー」の語呂合わせだとか…。
日中はまだまだ日差しが強いですが、日が過ぎるごとに涼しくなってきていますね。
そろそろまた、アツアツのお好み焼きを食べたくなる私なのでした。
さて、秋の杜の遊歩道では、木々がだんだんと紅く染まってきました。
紅葉の見ごろはもうすぐです。
秋晴れの青い空に、モミジやイチョウの紅や黄色のコントラストを眺めれば、
清涼な風が吹き抜けてとても心地良いです。
これからの紅葉シーズンもぜひお楽しみください。
また、美術館で現在開催中の「美術の森でバードウォッチング」展では、
様々な角度からスポットを当てた鳥たちをご覧いただきます。
お越しいただいたお客様より、
「鳥の絵の繊細さに感動した」「最高の作品ばかりで感激しました」
といったお声を頂いております。ありがとうございます。嬉しい限りです。
美しい鳥、かわいい鳥、おめでたい意味を持つ鳥など、
鳥の魅力を存分に味わっていただける展覧会です。
59.橋本関雪 《海鶴蟠桃図》 絹本着色 1幅 大正~昭和時代
(第3章 吉祥-幸せを運ぶ鳥たち- (第3展示室)にて現在展示中)
後期展は11/10(日)まで開催です。
早いもので残すところあと1ヶ月。
お客様のご来館を心よりお待ちしております。
A.N
皆様こんにちは。
朝夕がだいぶ涼しくなり、外に出るのが楽しくなってきた今日この頃。
吹き抜けるそよ風が心地良く、秋晴れの宮島がはっきりと見えた日は、
思わず時間を忘れてしまいます。
2019年9月23日 8:40撮影
朝から太陽が眩しく、青空に浮かぶ雲はとても綺麗で、何度見ても飽きません。
さて、海の見える杜美術館で、8月3日より開催しておりました「美術の森でバードウォッチング」展も9月16日で前期展が終わりました。ご来館くださった皆様、ありがとうございました!
9/21(土)からは、同展覧会の後期展を開催しています。
前回に引き続き、受付・総務の私からご紹介させていただきます。
前期展にお越しいただいたお客様より、
「チラシに載っていた文鳥が見たかった~」とのお声を何度か頂きました。
大変お待たせいたしました。
38.小原古邨 《花鳥三点続》 紙本木版多色刷り 明治時代
(第一章 鳥を愛でるまなざし(第一展示室)にて現在展示中)
チラシを見るとこの作品は木蓮と文鳥のみが描かれているのかと思いきや、実は三点続となっていました!
左のアヤメの藍色と、緑色のウグイスと梅の花、
そしてピンクの木蓮の色彩は柔らかくも鮮やかです。
木蓮の花の隙間からこちらを見ている文鳥の表情がかわいい!
繊細な描写と美しい色彩を持つ小原古邨の作品を見ていると、鳥たちの生活をそっとのぞかせてもらったような気持ちになります。
他にも、ハトやヒヨコなど、私達の生活の身近にいる鳥の作品も多く、
実物よりもかっこよく、そして美しく見えるのは私だけでしょうか…
23.小原古邨 《山桜に鳩》 紙本木版多色刷り 明治時代
31.小原古邨 《五匹の雛》 紙本木版多色刷り 明治時代
小原古邨の作品は、第一展示室にてまとめて展示しております。
私達の生活と密接に結びつく、「鳥」にスポットを当てた今展覧会。
皆様のご来館を鳥たちと共に心待ちにしております。
後期展は11/10(日)まで開催中です。
A.N