ロビーコンサートを開催いたしました!

11月19日のブログで告知しておりましたとおり、ロビーコンサートを11月22日に開催いたしました!

よいお天気に恵まれ、多くのお客様にご参加いただきました。

今回演奏してくださったのは、デュオ旭爪姉妹のお二人です。

お姉さんの裕美子さんのピアノと、妹の千恵さんのヴァイオリンによる、息のあったアンサンブルで、現在開催中の竹内栖鳳展にぴったりなプログラムを演奏くださいました。
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プログラムの中には、栖鳳と交流のあったヴァイオリニストであり作曲家の、フリッツ・クライスラー作曲「愛の悲しみ」「愛の喜び」もありました(2014年6月24日の投稿「クライスラーと栖鳳」をご参照ください)。

演奏の合間に、クライスラーと栖鳳の交流のエピソードや、栖鳳作品を見てセレクトした曲のお話もしてくださったので、ご参加くださったお客様には、美しい音色だけでなく、栖鳳の芸術世界をより深く楽しんでいただけるコンサートだったのではないでしょうか。

 

さらに、その日が竹内栖鳳の150回目の誕生日ということもあり、栖鳳の作品や資料の収集を続けてきた当館ならではの、栖鳳への愛をこめた誕生日イベントも。

デュオ旭爪姉妹のお二人による、格調高いハッピーバースデートゥーユーの後に…

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くす玉がパカッと。

栖鳳と同じ11月生まれのお客様に割っていただきました。
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会場の皆様も温かい笑顔と拍手で栖鳳のお誕生日をお祝いくださり、和やかな雰囲気に。

皆様、本当にありがとうございました!

 

また、誕生日のお祝いの品として、ご参加いただいた方に、当館所蔵の栖鳳作品《小春》をモチーフにした金太郎飴をお持ち帰りいただきました。

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この、なんとも味のある表情をご覧ください。栖鳳展のアイドル的存在《小春》が…なんだか面白くなりました。ちなみに、どこを切っても同じ図柄が出てくるという、組み飴の技術で作られています。

 

帰り際に、素敵なロビーコンサートだった、楽しかったとお声がけくださるお客様もおられました。スタッフとしても、とても楽しいイベントでした!栖鳳の誕生日を多くの方とお祝いできて、本当によかったです。

栖鳳展もちょうど半ば。25日からは、一部の作品を展示替えします。引き続き、多くの方に竹内栖鳳の作品をお楽しみいただきたいと思います。皆様のご来館をお待ちしております!

 

森下麻衣子