展覧会の魅力

代表作《羅馬之図》をはじめ、栖鳳の名品一挙公開!  

初公開作品多数!  誰も見たことのない栖鳳に会える!!

絵だけじゃない!  栖鳳絵付けの打掛・工芸作品展示!

 

 

趣 旨

 近代日本を代表する画家・竹内栖鳳たけうちせいほうの生誕150年にあたる2014年(平成26)より、これを記念して栖鳳の多彩な画業を通観する展覧会を開催いたします。栖鳳は1864年(元治元)京都に生まれました。時代に即した新しい絵画を模索していた明治初期、若き栖鳳は京都の伝統的な画派である円山四条派だけでなく、数多くの流派の画技を習得します。彼の変幻自在な表現は、時に「ぬえ」と揶揄すらされました。

 新しい日本絵画を追求する栖鳳の表現は、伝統的な日本絵画の枠組みにおさまるものではありませんでした。1900年(明治33)に渡欧した栖鳳は、ヨーロッパの芸術に大きな感化を受け、帰国後、その技法を巧みに取り入れた近代的な日本画の創出に取り組みます。その意欲の結実した作品が、1903年(明治36)に描かれた「羅馬之図ろーまのず」です。幼少からの絶え間ない修練に裏打ちされた圧倒的な筆技を下地とし、新たな表現技法を貪欲に吸収した栖鳳は、伝統と革新の双方を体現した画家といえます。

 本展では、創設以来一貫して栖鳳作品・関連資料の収集・公開・研究に努めてきた海の見える杜美術館の収蔵品を中心に、今回初公開となる作品などを含めて展示し、栖鳳の多様な表現の世界を見ていくことにいたします。栖鳳が過去より継承したものは何であったのか、そして未来へつなげていったものは何であるのかを、改めて探ります。

 

生誕150年記念 竹内栖鳳

海の見える杜美術館  公式ホームページ