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竹内栖鳳展示室 「版画作品に見る楳嶺と栖鳳」

企画展 「版画作品に見る楳嶺と栖鳳」 2025/9/6~10/26

 今回は肉筆画に比べて注目される機会の少ない版画を中心に、竹内栖鳳(1864~1942)とその師の幸野楳嶺(1844~1895)の作品をご紹介します。
 楳嶺は明治14年(1881)から花鳥画などの木版画譜(テーマに沿った絵図を集めた版本)を数多く制作しました。これらは絵手本、図案集、海外輸出品などとして国内外で高く評価され、後世にも大きな影響を与えました。また栖鳳の版画作品は、肉筆画の豊かな表現力や筆さばきを再現した鑑賞性の高い作品が多く見られ、中でも《栖鳳逸品集》は高度な印刷技術が駆使された別格の画集といえます。
 二人の巨匠による個性豊かな作品をお楽しみください。

幸野楳嶺《楳嶺百鳥画譜》より 明治14年(1881)
海の見える杜美術館
竹内栖鳳《十二支帖》より 大正時代以降
海の見える杜美術館