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「第1回 海の見える杜美術館・彫刻ビエンナーレ」において、優秀賞を獲得された吉田利雄氏から制作過程を知らせるお便りがとどきました。
この秋、当館のリニューアルオープン1周年には晴れて作品披露を迎える予定です。
どうぞ、お楽しみにお待ちくださいませ。

作品制作中の吉田利雄氏
ただいま作品を制作中!
「間」〜MAと名づけられたこの作品について、制作者の吉田利雄氏は『一つの作品を通して、人と人、人と自然、作品と人、作品と自然、等のさまざまな関係性を想像できる作品を作りたいと思い、制作しました。』とのメッセージを寄せています。
高さ200cm・幅180×100cm・重さ約2000kg、セラミックとコンクリート・鉄筋構造という作品は今、外側の制作を終えて内部の粘土を抜き取りながら乾燥させていく作業に入っておられます。
この作業では粘土を抜くタイミングと抜く量を加減することが大きなポイントで、細心の注意が求められます。倒れたり歪んだり、ヒビが入ったりする恐れがあるので、かたときも気が抜けないそうです。
吉田氏によると「作品が無事でありますように毎朝、お祈りをして工房の鍵を開ける
日々が続きます」とのことです。
いちやく時の人に
このたび「海の見える杜美術館・彫刻ビエンナーレ」において優秀賞を受賞されたことは、吉田氏への注目と話題を集めました。いち早く、受賞のニュースが地元の栃木県・下野新聞で報道されて、「今や時の人となっておりまして『見ましたよ』とかいろいろなところでお声をいただき、照れくさいやら嬉しいやら」のご様子です。
そのほか、吉田氏からは作品の設置に関するきめ細かい計画やご提案があり、作品にかける情熱が伝わってきます。
先に審査結果で発表しましたとおり、審査委員会では「かがむ人物の両腕にあたる部分の間に大きな穴が開いていて、もしかしたらそこは遊歩道を訪れた子どもたちの遊び場になるかもしれません」という楽しいビジョンを描いており、海の見える杜美術館の新しい魅力として大いに期待されています。
●作品のご紹介
作品名/「間」〜MA
作 者/吉田 利雄
制作意図/『一つの作品を通して、人と人、人と自然、作品と人、作品と自然、等のさまざまな関係性を想像できる作品を作りたいと思い、制作しました。』
サイズ/高さ 200cm    幅 180×100cm   重さ 約2000kg
材 質/セラミックとコンクリート・鉄筋構造

優秀賞の据え付けを完了
 

杜の遊歩道への据え付け作業風景
9月7日、吉田利雄氏の作品『「間」〜MA』が海の見える杜美術館に到着。ただちに杜の遊歩道へ運び、据え付け工事が行われました。厳重に梱包された外観からも、ダイナミックな存在感が伝わってくるようで、スタッフ一同、慎重に作業を進めていきました。
本作品は来る9月16日午前12時より、杜のフェスティバル開幕と同時に除幕式を行い、晴れて作品披露となります。
ぜひともご鑑賞くださいますよう楽しみにお待ちください。

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